社会の在り方は時代によって異なり、今は男女のどちらも学校を卒業した後に仕事に就くことが多いです。やりがいや生きがいにつながっていて、働くのが楽しく、結婚後も専業主婦ではなく共働きを選ぶケースが増えています。
収入的に安定して夫にトラブルが起こった時に経済的なリスクを低くできる、毎日に張りが出る、社会と関われるなどメリットは大きいです。しかしながらデメリットも存在していて、共働き世帯で最もトラブルになるのが家事で、特に介護や医療関係に従事している人の傾向が高くなります。
理由としては残業や夜勤があるので、ライフサイクルが狂いやすく、夫との時間が取れにくくなるといった部分にあるでしょう。また体力と精神の両方を消耗しやすく、帰ってきたら疲れて何もしたくない、そういった気持ちになるのは自然です。
ただ今も日本の場合は女性が家事をするものという意識が残っており、価値観や認識の違いがトラブルの元になってしまいます。そんな余計なトラブルを避けるためにも仕事を持つ夫婦のあり方について考えておくのが肝心です。

結婚後も安心して働けるよう、互いに遠慮がある間に価値観の違いを埋めておいた方がトラブルを避けてスムーズな生活を送ることができます。
介護士や看護師などに従事している人は特に重要な問題です。また、仕事から長く離れて専業主婦をしていた女性の場合も、仕事をする決意をしたら、就職活動を始めるタイミングでしっかりと夫婦で話し合っておくことをおすすめします。